書く書く詐欺で全然書けていない
「本のアウトプット」の第一弾(これで終わりにはならない予定。。!)を
気分転換にでもやっと書いてみます。
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本の概要:自分の特性を知ることができる
第一弾は、これです。
身近な方には読んだ時に紹介しまくっていたので、
「ああ、これね」ってなってるかもしれません。
著書
本田真美さん
小児発達医で、発達障害の子どもたちの臨床に関わってる方です。
内容
「『頭のよさ』テスト」というタイトルが合っているのかどうかは少し怪しいですが、
人の認知には生まれながらにした特性があり、
自分の特性が何であるか、または、自分の子供の特性がなんであるかを知っていれば、
よいところを伸ばし、足りないところを補っていくのにやりやすいね、というお話。
頭がよい人は、自分の特性をしっかりと理解し、
それを活かしているから活躍できるとのこと。
子供ではなくても、
自分のチームメイトの強みを知るっていると、
日常の仕事の中でも活かせると思います。
認知特性とは?
神経心理学の分野ではよく使われる言葉で、
外界からの情報を頭の中で理解したり、整理したり、記憶したり、表現したりする方法
だそうです。
ちなみに、認知の種類は、
下記のように大きく分けて3種類の優位性があり、
更に2つずつに別れて6種類の認知特性があります。
1. 視覚優位:「見た情報」を処理するのが得意
1.1. 写真タイプ
写真のように二次元で思考するタイプ
1.2. 三次元映像タイプ
空間や時間軸を使って三次元で考えるタイプ
3. 言語優位:「読んだ言葉」を処理するのが得意2.1. 言語映像タイプ
文字や文章を映像化してから思考するタイプ
2.2. 言語抽象タイプ
文字や文章を図式化してから思考するタイプ
3. 聴覚優位:「聞いた情報」を処理擦るのが得意3.1. 聴覚言語タイプ
文字や文章を、耳から入れる音として情報処理するタイプ
3.2. 聴覚&音タイプ
音色や音階といった、音楽的イメージを脳に入力するタイプ
人は80%の情報を視覚から得ているという話はよく言われますが
同じものを見ていても、
見たのもを写真のように認知する人(視覚優位者)
言語に置き換えて認知する人(言語・聴覚優位者)
がいるとのこと。
自分や自分の子供の特徴から、
どのタイプかを見るためのテストが記載されており、
それぞれにどんなことが得意で、どう伸ばせばよいか、などが書かれています。
全体としては、前半がこのテストと特性の説明、
後半はさらに細かく、いろんなタイプや特性を説明してくれています。
多少、後天的に変わるものもあるようですが、
特性は先天的なものも大きいようです。
私の認知特性結果:視覚優位 写真タイプ
上記6つを見てみて、なんとなく、
自分の特性って分かりますか??
勝手に紹介しちゃいますが、
私の結果は下記のようになりました。
15〜25点だと平均で、
平均より優位なものが3種類の優位性のうち2つあれば、天才型だとか。
完全に視覚優位タイプでした。
そして、残念ながら、私は天才には程遠く、
聴覚言語タイプについては平均以下でした。
やる前から視覚タイプだろうなとは思ってましたが、
これをやって、「確かに。」と思うことがいろいろ。
アウトプットが苦手なのはこれを見てもわかるなぁと。
視覚優位を感じること
- 写真が好き
- 色や静止画の識別が得意
- 音楽で、初見が得意だった
- 3歳の頃の記憶が静止画
- 道が覚えられない
(途中の場所を見れば分かるが、道順の説明はできない)
- PCや携帯の光に敏感
聴覚優位を感じないこと
- どこでも寝れる(うるさくても気にならない)
- 音楽で、聴奏は苦手だった
- 英語でリスニングは苦手だった
言語優位を感じないこと
- 本の登場人物や地名は、名前の形の雰囲気で覚える(声に出せない)
- 計算問題を口頭で説明されると、一旦頭で数字の形に直して計算するため極端に遅くなる
などなど。
ピアノやエレクトーンを長いことやってたのに聴覚が低いって
ちょっとショックを受けたりもしますが、
先天的なものが大きいとのことなので、しょうがないんでしょう。
感想:先天的多様性を改めて理解する
facebookアプリなどでも自分の特性系はよくバズってますが、
自分のことを改めて知るのは単純に面白いです。
そして、改めて人の特性が様々であることを理解し、
自分のやり方を人に押し付けるようなことがないように、
しっかり気をつけねばなぁと思いました。
そして、周りの人のことをもっとよく知りたくなりました。
また、苦手なことに対して、
「自分の特性的に向いてないからしょうがないのか」
と割り切れるようになるのも、私にはよかったです。
何をやるにも、自分に合う方法を探る姿勢は常に大事ですね。
周りの人と一緒にやってみて、
違いを見てみるとより面白いかなと思います!
関連書籍紹介
認知関連で、下記辺りも面白かったです。
こちらも、男女の脳のテストがあります(私はかなり男脳のようでした)。
後半は同じようなことが多めですが。
話題の本です。
私が今まであまり考えてこなかったような時代の話から始まるのに、
ちょうどよい温度感で考えさせられる本で、かなりおもしろかったです!
気が向いたら、またちゃんとご紹介します。