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結婚する前に読むべきおすすめの本と自分の結婚感

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先日、結婚しました。

付き合って3ヶ月で私からプロポーズし、8ヶ月目の2019年2月11日に、婚姻届を提出しました。

 

付き合ってからの期間は短いですが、いろんなことを話し合ってきたので、一定濃度は濃いのでは、と思っています。

 

まだまだ結婚したてなので、 今後もっといろんなことにぶち当たって、考えて、決断していくだろうと思っていますが、まずは結婚の節目にあたって考えたことを5冊の本の紹介を交えつつ記します。

 

ほとんど友人からの紹介の本です。

真剣に人生に向き合っている中でのおすすめを教わり、有り難い限りだったので、これもそのうち誰かの役に立てばいいなぁと思っています。

 

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 私にとっての結婚とは?

私の目指す結婚の定義:

 

一定範囲で同じビジョンを持つ自立した2人が、

支え合い、認め合うことで、

その後の人生プロジェクトをよりよくするためにチームを組む

 

 

さらに、法律婚は、

 

上記のために、(特に金銭的に)支え合うことを容易にしようとする制度

 

という感じでしょうか。

 

 

結婚にまつわることって、昔ながらの風習や制度が多くて、男女不平等を感じて悶々することも多々あります。(相方は同じ目線で理解してくれるので助かっていますが) 

 

そんな中でも自分たちの家庭を築くために、

 

・自分たちにとっての結婚とは何か

・そもそも自分の望む一定範囲でビジョンが被っているか

・結婚に際し、自分という人間がどういう状態であるべきか

 (= 「自立した」状態であるために)

 

 を事前に考えて、話し合っておくことは大事だなと思っています。

 

 

 

結婚する意味?事実婚法律婚とは?

「一人より、二人の方がいろんなこと共有できて、人生楽しい」とはずっと思っていたので、結婚はしたい、と思っていました。

 

が、よく考えると、

「別に結婚しなくても一緒に住んだり、一緒に行動してれば一緒じゃない?」

とも思い、結婚について、いろいろと本を読みました。

 

また、事実婚法律婚両方調べた結果、法律婚を選択しています。

 

2人がどちらも元気に仕事を続けている限りは、事実婚でも法律婚でも大して違いはないと思いましたが、まだ先が長い人生の中で、どちらが働けなくなったり、または、学び直したい期間等あるかもしれないと思うと、金銭的にも支え合いやすいのは、今のところ法律婚での結婚という形でした。 

 

もちろん、相手に何かあったときは、自分が支えたいと思っての決断です。

 

 

下記、事実婚法律婚をどちらも経験した女性の漫画です。

さらっと読めるものの、仕事が好きな女性目線の結婚時、結婚後の気持ちを鑑みながら、結婚について考えることができます。

 

 

 

 

 自分を知り相手を知る。結婚前にビジョン齟齬がないか確認しておきたい

私なりの結婚の定義に「一定範囲で同じビジョンを持つ」という言葉を入れたのですが、一定同じ方向を持っているか、相手の価値観を理解できるかは、ちゃんと言葉にして話し合わないと分かりません。

 

その際、相手の理解を深めるために、どんな観点で話し合うべきかの観点出しに、下記の3冊がよいと思っています。

 

 

1. 

 「プリマリタル・カウンセリング」という言葉をこの本で初めて知ったのですが、まさにお互いの向く方向が合っているか、合わせられるかの確認作業のことで、そのカウンセラーをされている方が書いている本です。

 

結婚相手とはいえ、相手は他人で性別も違うので、相手を知る努力が必要。

 

男女の違いについては、「話を聞かない男、地図が読めない女」も有名でよく語られていますが、上記は夫婦になるにあたっての観点で書かれています。
 
 
プリマリタル・カウンセリングはアメリカで有名なようで、州によっては、プリマリタル・カウンセリングを受けていないカップルの婚姻届けを受理しない役所もあるようです。
 
私の場合、「話を聞かない男、地図が読めない女」の男脳・女脳を計るテストで、男脳に寄っていると出ていたのですが、この本を読むと、女側の気持ちに納得することが多くて自分でも意外でした。
 
特に、女性の考えや行動に対して理解し難いと感じている男性がいらっしゃれば、おすすめしたい本。
 
 
 
 
 
 
 2. 

こちらは、リクルートMBA→営業研修や法人営業コンサルティングの会社経営という経歴の大塚寿さんの本で、仕事をばりばりやってらっしゃる方にとって、仕事と重ねて理解しやすい言葉で文章がまとめられていると思います。

 

例えば、下記。非常に納得した文章。

思いやる相手や、共鳴し合える相棒ができることによって、自身の能力に自ずとストレッチが利いて、潜在能力が発揮されるものなのです。 自分以外の「他者」とどう向き合うべきか、いかに予測不能な出来事をマネジメントしていくか、それによって人生にレバレッジをかけられるか、スポイルされるかが分かれるといってもいいでしょう。

 

結婚後、特に問題になりやすいことについて、諸先輩方の声からまとめ、下記のような6章で説明されています。

 

【 第1章】家事・育児の分担

【 第2章】相手の育ちや環境が与える人格不和

【 第3章】コミュニケーションの取り方

【 第4章】お金や時間に対する価値観の 齟齬

【 第5章】相手の両親との付き合い方

【 第6章】子育て哲学の違い

  

「なるほど、確かに問題になりそう…!」と思うことがたくさんあり、話し合いがよりリアルで深みを持つようになります。

 

 

3.

www.3522navi.com

 

実際に話し合う際には、私達は、Googleスプレッドシートか、上記のノートに議事録を書いています。

「ノート」という名前のように、こちらは本ではなく、各テーマごとに質問が書かれていて、それに対する回答を考えていくために、書き込んで使うノートになっています。

 

「産後をデザインする」となっており、1章分は子どもがいる前提の議題になっていますが、その他は特に子どもがいなくても十分使えます。

 

具体的な質問も書いてあるので、まずはここから話し合うとやりやすいと思います。

 

 

 今後、自分が大事にしたいこと

 

愛とは技術である 

という、一見すっとは頭で理解できない文章が有名な、ドイツの社会心理学精神分析、哲学の研究者、エーリッヒ・フロムの本です。

 

ざっくり要約すると、

「人を愛するためには、自分が人として成熟していることが必要」

ということ。

 

愛されることが重要なのではない。

愛とは能動的で、配慮、責任、尊敬、知を必要とする。

誰か1人を愛せることは、自分を愛し、隣人を愛す際の「愛」と同じであるから、どれか1つが成り立つことはない。

 

マイペースな私ではありますが、ちゃんと目の前の相手を大事にできるように、努力をしていきたいと、強く思いました。

 

 

まとめ

長くなりましたが、とはいえまだ今後に向けての話し合いテーマはたくさんあります。

今後も自分の感情や想いを言葉にして、そのときそのときに、ちゃんと伝えて話し合うことを大事にしたいと思っています。