でらぁのーと

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10日間一切のコミュニケーションなし。私が参加したヴィパッサナー瞑想の情報

だいぶ前の話になってしまいましたが、2016年11月〜12月にかけて、

京都でヴィパッサナー瞑想に参加してきました。

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※ 写真はイメージです。実際は、屋内の瞑想ホールで瞑想を行いました。

 

10日間、一切のコミュニケーションや情報を絶ち、

ひたすら瞑想をするというものです。

話すことはもちろん、目を合わせることもジェスチャーも、

読書(インプット)や日記をつけること(アウトプット)もできません。

 

思ったよりも周りに興味のある方が多くいらっしゃったので、

こちらによく聞かれる情報をまとめてみたいと思います。

(個人の体験や感想については、また改めて別ブログを書こうと思っています。)

 

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とりあえず「何に参加したかだけ知りたい!」という方

 

お急ぎの方は、早速こちら:

ヴィパッサナー瞑想: 京都のセンターダンマバーヌ

(すぐ申し込みたい方は、このページの参加スケジュールの左端「申込み」から)

 

瞑想って探そうと思っても、なんか怪しげな感じもして、

どれがいいのかよくわからないですよね。

このサイト自体も、正直分かりづらくて、

最初は(いや、結構あとまで)怪しいんじゃないかと思ってしまいました。

 

私は知り合いが何人もこちらに参加した方がいらっしゃったので、

間違いはないと思って進めることができましたが、 

わかりづらいところもあるので、下記で少しずつ見ていきますね。

 

 

 

すでに行きたい!と思ってる方

 

まずは、スケジュールと場所の確認が必要ですよね。

 

 

場所の確認!日本?海外?

まず、日本には、京都と千葉の二箇所があります。

 

京都:

ヴィパッサナー瞑想: 京都のセンターダンマバーヌ

千葉:

ヴィパッサナー瞑想: 千葉ダンマーディッチャ

 

また、日本以外にも、世界中にヴィパッサナー瞑想センターはたくさんあります。

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Vipassana Meditation

 

本家はインドとミャンマーです。

アジアバックパッカー中に、

インドでヴィパッサナー瞑想に参加される方にたくさんお会いしました。

 

 

母国語での参加がおすすめ!

個人的な意見ですが、母国語を選べるところをおすすめします。

日本はもちろんですが、インドとミャンマーでも

日本語で受けられた方にお会いました。

 

瞑想期間中は、瞑想の方法や、講話を音声で聞きながら進めていきます。

 

私もアジアで働けるくらいには英語に慣れてきたつもりではありますが、

瞑想中は繊細な言葉の表現も多いですし、

瞑想に集中するためにも母国語の方がやりやすいなと思いました。

 

お申込時に言語入力欄があったのですが、

日本以外で参加される方は、事前に日本語での受講が可能かどうか

確認しておいた方がよいかもしれません。 

 

 

開催はだいたい月1回

これ、意外と人気なんです。

 

2ヶ月前の募集開始と同時に申し込むくらいのつもりでないと、

すぐにいっぱいでキャンセル待ち状態になります。

 

参加予定の各センターのスケジュールを確認してみましょう。

下記が、日本の瞑想センターでのスケジュールです。

(このページに辿り着くまでで結構時間かかりましたよ、わたし。)

 

英語を直訳した感は否めないですが、

初めての方は、「新しい生徒」のスケジュールをご覧いただく形です。

 

上記で10日間と書きましたが、実際参加するのに必要なのは12日間です。

初日の夕方にセンターに入り、

中10日間で瞑想をして、

最終日のお昼頃解散になります。

 

そもそも、日本人の場合は

「12日間のお休みをとれる方」というだけでも

限られてくると思うのですが、

さらに、その12日間を「瞑想に使おう!」という方は多くないでしょう。

 

と、私も思ってました。

でも、行こうと思ったときにはいっぱいで、

仕方なく参加時期を1ヶ月遅らせた経験があります。

 

私の場合は長期の転職期間があったので良かったですが、

貴重な時間をうまく使えるよう、ぜひ計画的にご準備されるのがよいかと思います。

 

 

 

興味はあるけど、よくわかんない、という方

 

「なんか面白そうだけど何するの?」という方へ 。

 

 

10日間、毎日どんなスケジュールなの?

一言で言えば、ひたすら1日11時間瞑想し続けます。

1日1時間の講話もあります。

それを10日間続けるのです。

 

スケジュールはこちら。 

  4:00      起床

  4:30 -  6:30     ホールまたは自分の部屋で瞑想

  6:30 -  8:00     朝食と休憩

  8:00 -  9:00     ホールにてグループ瞑想

  9:00 - 11:00    ホールまたは自分の部屋で瞑想

11:00 - 12:30    昼食

12:30 - 13:00    休憩および指導者への質問

13:00 - 14:30    ホールまたは自分の部屋で瞑想

14:30 - 15:30    ホールにてグループ瞑想

15:30 - 17:00    ホールまたは自分の部屋で瞑想

17:30 - 18:00    ティータイム

18:30 - 19:00    ホールにてグループ瞑想

19:00 - 20:15    講話

20:15 - 21:00    ホールまたは自分の部屋で瞑想

21:00 - 21:30    ホールにて質問

21:30                 就寝

(ヴィパッサナー瞑想: ヴィパッサナー瞑想コースの手引き)

 

と、これを見ても、なかなか想像がつかないと思うのですが、、

とりあえず、よくできたコンテンツです。

10日間と言うのは本当に考えられた期間だと思いますし、

それまで何も知らなくても、

違った感覚を味わえるインストラクションだと感じました。

 

ただ、瞑想中は自分との精神的な戦いも発生するので

ちゃんとやりきるには、ある程度堅い決心は必要でしょう。

 

 

具体的に、瞑想って何?

この10日間での私の理解を簡単に説明すると、

ヴィパッサナー瞑想とは、

 

「考えや感情ではなく、体の感覚に注目し、

それが常に移り変わっていくことを理解しながら、客観的に観察することで、

人間の苦しみの原因となる無意識化の”嫌悪”と”渇望"が取り除かれていく

心の浄化作業。」

 

というところです。

 

ブッダがいろいろな瞑想や苦行を試したのち、

ついに悟りを開けたのがこの瞑想法らしいです。

 

一応、下記が、サイトに載っている説明。

ヴィパッサナー (Vipassana) は

インドにおける最も古い瞑想法の一つです。

長い年月の間に失われていましたが、

2500年前にゴータマ・ブッダによって再発見されました。

ヴィパッサナー とは、「物事をあるがままに見る」という意味で、

自己観察によって自己浄化を行う方法です。

まず心を集中させるために、

自然な呼吸を観察することから始めます。

そして研ぎ澄まされた心で、精神と肉体が常に変化しているというその性質を観察し、無常、苦しみ、そして無我という普遍的な真実を体験を通して学んでいきます。

ヴィパッサナー瞑想: ヴィパッサナー瞑想コースの手引き

 

私は瞑想に興味を持ち出してから、

下記のような瞑想に関する本を何冊か読んではいたり、

自分でも少しやっていたりはしたのですが、

やっぱり行ってみると本当に新しい体験でした。

 

ただ、よくわかんないという方は、

本でイメージを膨らませてみるのも一つだと思います。

 

※ こちらは、ちょっとやってみたいという方にオススメ。

簡単にできるようにアレンジされた、ハウツー本的な内容で読みやすいです。

興味がある方はここから始めてみてもよいかもしれません。

 

※ こちらは終わってから読んで見ると少し深まるかもしれません。いくつかの瞑想の種類の説明があり、やり方のみでなく少し深めるのに優しい本です。

 

※ 人気本ですが、こっちは私には難しめでした。。

   もうちょっと理解してから読み直したい。 

 

ただ、先入観なしにやってみてどう感じるかを見るのもひとつだと思います。 

 多くの方がブログを書いていたのですが、

最初に、

「行く予定のある方は見ないほうがよいかもしれません」

と記載されている方も多々いらっしゃったので、

私は実際の参加された方の具体的な経験談は一切見ずに参加しました。

 

 

すでに参加された方

いらっしゃれば、ぜひどんな経験をされたのかお伺いしたいです。

やることは同じでも、感じ方、考え方、瞑想によって何が起こるかは

人それぞれだと思います。

他の方が、どんなことを体験されたのかなぁと気になってます。

 

 

 

 

 

以上、情報のシェアでした。

ご興味ある方、何かご参考になれば幸いです。