いつか子どもがほしいかもしれない、という方向けの、こちらの記事の続きです。
今回は、「もう子どもができてもいいかもしれない」と、実際に思うタイミングになったら。
(必ずしもそのタイミングまで待つ必要はないものばかりなので、どんどん先にやってみるのもありだと思います!)
スポンサーリンク
いざ、妊活開始。何から始めたらいいの?
感染症の予防接種を受ける
特に、風疹。
年代によって、子どもの頃に受けている人、受けていない人がいると思うのですが、これはぜひ早めに受けておくことをオススメします。
万一、妊娠中に感染すると、子どもが難聴、心疾患、白内障、緑内障などの障害をもつ可能性が大きくなりますが、妊娠してからはもう予防接種を受けることはできません。
市や区によっては、検査や、予防接種の助成金があるところもありますので、ぜひチェックしてみてください。
ちなみに、妊活、子育てサポートの手厚さを考えて、住む場所を変える方もいらっしゃるので、気になる方は見てみておくとよいかもしれません。
妊活の全体感把握
具体的に全体感をイメージするために、妊活本を一冊読んでみることをオススメします。
私は、何冊かしか読んでないですが、下記の本が、妊活開始から不妊治療までをざっくりまとめてくれていて、よかったです。
ざっとお伝えすると、妊活に取り組む際にやることは、下記のような内容が主です。
男性も、健康な生活は必要です。
そのうえで、最初から産婦人科に通いながら、妊活をするのもよいと思います。
生活改善
「心も体も健康な生活をしましょう」って、妊活でなくても当てはまる至極当然なアドバイスではあるのですが、食事(アルコールを減らす、低GI食品、良質な油…etc)、睡眠、運動、温活、禁煙、ストレスをためない生活…と細々とたっくさん書いてあります。
割と健康志向で情報を集めていた私からすると、葉酸摂取以外は、妊活だからってそんなに特別なことはないんだなとも思ったのですが、いざ実行するとなると、急に全て完璧!とするのは難しいですよね。
これは超個人的な経験ですが、最も難しい気がするものの、特に「ストレスを溜めない」を模索していくと、基礎体温が安定して、妊娠しやくなる気がしています(人それぞれだと思うのですが)。
生理は1ヶ月の通知表と言われたりもするくらい、日々の生活が排卵、生理に直結します。
もし、生理周期や基礎体温が不安定な場合は、排卵日もずれるということだと思うので、病院でもアドバイスをもらいつつ、神経質にならない程度にいろいろ書かれている内容を楽しみながら、生理や基礎体温の様子を観察し、実験してみられるとよいんだろうなぁと思います。
いつどうなったら次のステップに進むかを決める
全体感を把握したら、実際の妊活の中身をもう少し話し合っておけるとよいなと思います。
「思ったより、子どもってできないもんなんだね… 」という声は、私の周りでも聞こえます。
もちろん、すぐにできる方もいると思うのですが、時間がかかった場合、次のステップを決めていないと、「どうしよう…」と不安ばかりが募っていく可能性があります。
決めていたステップやタイミングが、ときに合わせて変わっていくこともあると思いますが、一定今の段階の終わりが見えていると、より前向きに取り組みやすいなと感じています。
不妊治療を開始するとしても、終わりがない戦いのようになると苦しくなると思うので、何をキャップにするかは人それぞれですが、費やすお金、期間、回数などを、最初に決めておくとよいのではと思っています。
取り組む姿勢のすり合わせ
推奨されているとおりに妊活をしようとすると、「排卵予定日の前後5日間は2日おきに」なんて言われます。
ベストタイミングは排卵予定日の2日前で、排卵日がずれる可能性と、精子が生きられる期間を含めてこのように言われているのですが。
結構、大変だと思うんですよね。当然ですが、自分とパートナーの気分もありますしね。
「直近、回数はどこまで重視する?(どこまで真剣に取り組む?)」
「忙しいときはどうする?(優先順位は?どうやって時間を見つける?)」
ということから話し合っておくとよいと思っています。
回数を重視する場合、下記記事で性教育Youtuberのシオリーヌさんがおっしゃっているように、
- 共同作業なら、作業になるのもあり?
- あっさり版があってもいい?
あたりの認識が合ってると、取り組みやすくなるのではと思います。
私も所属しているコミュニティ「ふたりの教室(旧:すきだよラボ)」でのイベントだったのですが、私もシオリーヌさんからこれを聞いたときに「なるほど…!!!」となりました!
(特に女性)自己認識力をあげる→(ふたりとも)頼る準備
これは、妊活どうこうの話だけではないかもしれないですが、私の自戒を込めて。
(当てはまらない方も多いかもしれないのですが…)
頼るのが下手な私は、つわりのときに、「つらいなー…。けど、まぁ、まだ大丈夫…」と思い、一人で抱えてしまって、うまく助けてと言えずでした。
「今日はずっと気持ち悪かった」「今日は眠気が…」と、体調がよくないこと自体は全然伝えられるんですけどね。
明確に「◯◯してほしい!」と伝えるには、何をしてもらえたら楽になるのかを自分がわかっている必要があります。
実際に妊娠すると、次々に新しいことが起こります。
体にもどんどん変化が表れるし、やっていいこと悪いことなんかもたくさん書かれているので、気になる方は毎日調べ物することになるかもしれません。
つわりで、急に何もできなくなったりすることもあるかもしれないし、本当に自分の体調が読めません。
そんな初めてのことが多く、自分でもいつどうなるかわからない状況で、うまく頼るためには、普段から頼れるようになっていないと、難易度が高いなと感じます。
前回の妊娠での反省から、その後話し合って、「これができなくなったら、大丈夫と思ったとしても、ヘルプを出そう」という、ヘルプラインを決めました。
無理のない範囲を知っておくって、大事だなぁと思っています。
その範囲がどこなのか、何をしてもらったら嬉しいのかは、察してもらうなんて無理だし、普段から自己認識力をあげておくしかないなぁと。
もちろん、ふたりで、頼り、頼られるにはどうすればいいかを話し合っておくのも大事だと思います。
子どもは出産のタイミングではなく、妊娠したときから、ふたりは親になります。
女性は、身体の変化があるので、意識が変わっていきやすいと思いますが、男性もこの意識をもっておくと、少し変わるのかなぁと思ったりします。
とはいえ、不測の事態はたくさん起こると思うので、都度柔軟に対応していくものなんでしょうね。
まとめ
私は、「知らなかったために、無駄な時間を過ごしてしまった…」という後悔はしたくないなと思っているので、情報を取り入れようとしていますが、どこまでやるのがよいかは、それぞれだと思います。
全く調べたり、計画を立てたりしていなかったとしても、すぐに授かる方もいるのも事実です。
この記事で書いたことが全てできる状況ではないかもしれないですし、だからと言って気に病むのも心に負担をかけることになると思います。
子どもについてって、本当にいろんな悩みがあると思うので、タイミングによっては、そもそもこの記事自体が、気持ちの良いものではないかもしれません。
そう感じる方がいらっしゃったら、申しわけありません。
頭に置いておきたいと思うことは置いておき、やりたいこと、やれることを自分で決めて、あとは確率論であると割り切るのも必要なのかな、と思っています。
もし、私の個人的な一意見として、少しでもよい選択ができるお手伝いになっていれば、嬉しい限りです。