でらぁのーと

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子どもがほしいかもしれない、と思ったら①(そのうち編)

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私は子どもはいないのですが、少しずつ、妊活について聞かれることが増えてきました。

妊活中であることを公言している人が少ないからかもしれないのですが、妊娠は2回しているものの、2回とも流産となっているので、「そんな私からの情報でよいの?」という気持ちもあるのですが…。

が、だからこそ、より情報収集をしてることもあるかもしれないし、先に知っておけるとよかったのかなぁと思うこともあるので、現状の私がオススメしている本や情報を、2記事に渡ってまとめてみます。

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今すぐでなくても、いつかは子どもがほしいかもしれない方へ

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「いつかほしいかもしれないけど、今はよくわからないな」と思っている方も、見ておけるとよいかもしれない情報をまとめてみました。

子どもをつくることには、男女ともに生物としての年齢制限が一定存在しているため、ある程度ライフプランをたてておいた方が決断しやすくなると思います。

ライフプランをたてるための材料を、下記に書いてみます。

 

 

子どもができてからを想像して、ほしいかどうかをイメージする

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子どもをもたないという選択肢をとる方も増えてきているので、

「本当に私は子どもがほしいのか?」

パートナーがすでにいる場合は、

「このパートナーと一緒に子育てをやっていけるイメージがもてるのか?」

ということから考える方も増えているのではないかと思います。

 

「産後クライシス」「産後うつ」という言葉も広がってきていますし、子どもをもつことで幸福も不幸も増え、トータルで見ると少し不幸になるというデータも目にしたり(経済的負担によるものが大きいみたいですね。ただ、幸福になるというデータもあるので、私はまだよくわかりません)。

すでに親になった周りの友人を見て「大変そうだなぁ」「やってけるのかなぁ」と不安を感じることも、正直あります。

一度子どもをつくると、当然ですが「やっぱりやーめた」なんてことは言えないですし、20年くらいは自分の人生が大きく変わる期間があるので、一定の覚悟が要るよなぁと感じます。

 

おそらく、すでに子どもがいる方や、自分の親に聞くと、やはり自分が選んだ道についての良い面もたくさん伝えてくれると思うので、パートナーとふたりで子育てをやっていけるのか、大変さの目線合わせをするために、現状下記の本がオススメです。

 

 
 

年齢と確率などのデータを把握する

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子どもをもつことを想像してみて、それでもやっぱりほしいと思ったとしても、キャリアだったり、パートナーのタイミング等も考えると、いつがよいかを考えると思います。
計画したところでそのとおりにならないのが人生ですが、「まだまだ大丈夫っしょ!」と何も考えないでいると、遅くなって後悔することもあるかもしれません。
 
正直なところ、妊活周りのデータって、調べれば調べるほど、明るくない話がたくさん出てくるなぁと思っています。
みんな、あまりおおっぴらにしないから、隠れていることが多いんでしょうね。
 
あくまでも確率論であることは頭に起きながらも、現実として知っておいて損はないのではと思っています。
ほんと、完全に老婆心ですね…。
 
そのデータとして、下記の本に、たくさんデータが掲載されていたり、男性が質問していく形でのストーリーになっており、読みやすくわかりやすいです。

 
まずはちらっと覗いてみたい方は、下記の記事で、本の内容を覗けます。

president.jp

 そして、上記記事に、私がかなり衝撃を受けたデータもあったので、ここに記載しておきます。

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上記リンクより
 
 また、今や夫婦全体の2.9組に1組は不妊を心配したことがあり、5.5組に1組は不妊治療・検査をしていると言われています(厚生労働省 不妊治療と仕事の両立サポートハンドブック)。

そうなると、もし、すぐに子どもを持つことを選ばなかった場合、不妊治療の可能性が一定存在するため、
不妊治療ってどんなことをするんだろう?」
「高いとは聞くけど、どのくらいかかるんだろう?」
と気になってきます。
そのあたりは下記の漫画が、データもまとまっており、わかりやすかったです。
 
いろいろとデータを見ると、子どもがほしいからって、すぐにできるもんじゃないんだな…というなかなか厳しい現実が見えてきます(もちろん、すぐにできる方もいますが)。
とはいえ、正直20代の私がこれを見ても、人生の選択を変えたのかと言われると、難しいところですが…。
 
 

パートナーと話し合う 

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情報をどう使うかは、ご自身と、パートナーがすでにいる場合はパートナーとふたりで、話し合って決断していくことだと思います。

そのため、集めた情報を共有して前提をそろえてから、

  • 子どもがほしいか?
  • なぜ?
  • ほしいなら、いつ頃?
  • 何人?
  • どこまでして?(自然妊娠のみ?不妊の場合は、不任治療もする?養子も考える?産前に重い病気が発覚したら?)
  • どんな風に育てたい?

などを話し合っておけると、将来像のすり合わせができるのではないかと思います。

 

また、今後もしも妊娠しづらいということがわかってから、いざ話し合いをしようとすると、トピックとして話しにくい…ということもあるかもしれません。

事前の話しやすいうちに一旦話しておくと、その後もスムーズにいきやすいのかなと思います。

 

 

自分の現状を知る

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今まで上記でご紹介したのは、一般的なデータだったのですが、自分の状態が、平均的なデータに当てはまるのかどうかはわかりません。

そのため、産婦人科にてブライダルチェックを受けておくことをオススメします。

 

ブライダルチェックは、基本的な妊娠・出産に関する病気がないかを調べる検査で、結婚前に受けることを勧められているため、このような名前がついているようです。

不妊治療を開始するときに、受ける検査ともかなり被ります。

が、いつ受けるか、時期はこだわらなくてよいのではと思っています。

不妊治療と被るものについては、市や区によっては助成金が出ることもあります)

 

不妊の原因は男女半分ずつと言われてもいるので、パートナーがいる場合は、パートナーとともに受けておけると、その後の見通しを立てやすくなると思います。

 

また、ブライダルチェックには含まれていないことも多々ありますが、AMHの検査も、個人的にはオススメしたいです。

AMHの検査は、残りの卵子の数がざっくりわかります。

女性は、生まれたときに卵子の数が決まっており、その後、毎月の排卵を繰り返して、減り続けるので、残りがなくなると、妊娠の可能性がなくなってしまいます。

 

検査を一通りやってみると、現状把握が進みます。

ただ、これら結果を知ることでライフプランの精度が上がるものの、やはり確率論です。

とはいえ、これらの検査の結果をもって、再度話し合いをしておければ、無駄な時間を費やすことなく、判断を早くできる可能性があると思います。

私の場合は、残りの卵子の数がプラス10歳分くらいと少ないので、一般的に言われている、不妊の定義(妊活を始めて1年妊娠しない)よりも、早く判断をすると決めています。

また、不妊治療にもステップアップがありますが、この各ステップにどのくらい時間をかけるかも、自分たちの身体の状態を踏まえて判断するポイントになると思います。

 

女性の場合は、結果がわかることで、卵子凍結を検討するなどの選択肢も出てくるかもしれません。

 

万一、男性側が病院になかなか行けないということがあれば、精子のセルフチェックのキットもありますので、使ってみるのもよいかもしれません。

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次、「いざ妊活開始!」となった際のことをまとめます↓

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