ずっと書こうと思って書けていなかった離乳食のお話。
また長文になったので、3つに分けます。3連続シリーズ第一弾です。
子どもが生後3,4ヶ月ころになると、初めての離乳食が壮大なるプロジェクトとしてぼんやりと頭を占めるようになり、離乳食について調べることがありすぎて、不安になっていました。
「そもそも離乳食って何するの?」
「"●回食"って言葉があるらしい」
「なんか道具も揃える必要があるみたいだな…」
という状態。
これから離乳食を始められる方向けに、私が調べた限り&やってみた経験から、まとめてみます。
正直、知らなくても問題ないことも多々あると思うのですが、私はできるかぎり自分で子どものためによいと思う方法を選択したい、納得感を持ちたいと思いながら、情報集収していたので、同じような方がいた場合、少しでも不安が和らいだり、調べる手間が減ることを願いながら書いてみます。
本、Twitterのママアカウント、市の栄養士さんや助産師さん、歯科衛生士さん、友人ママなどからたくさん教えてもらいました。
とはいえ、いろんな流派があるようので、合うものを見つけたり、よいところを取り入れたりしながら、ぜひ無理せず進めてください!
第一弾の今回は、いろいろと存在する流派のお話。
第二弾、第三弾の気になるところから読んでいただいても問題ないです。
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最近は、補完食の考え方を取り入れたものが多くなってきているようです。 「補完食」とは、WHO(世界保健機関)が「離乳食」に代わる言葉として提唱した、母乳だけでは足りなくなる栄養を補うための食事のこと。 「離乳食」とは、「乳を離れる」と書くように、母乳やミルクを減らして行くための食べ物という考え方ですが、「補完食」とは、特に母乳やミルクは減らすことなく、母乳やミルクでは足りなくなる栄養を食べ物から取り入れるという考え方です。 補完食とは何かを理解するには、こちらの本がわかりやすいです。
もう少し手軽に知りたい方は、教えてドクターの補完食のページも概要がつかめます。 ちなみに、進め方としては、離乳食も補完食もどちらもかぶる部分も多いですし、離乳食という言葉がメジャーすぎて、「離乳食」という言葉が「補完食」の意味を含んで使っている場合も多そうです。 不足しやすい栄養素(鉄、ビタミンA、ビタミンD等)を把握しておいて、意識して摂取していけば、補完食と言えそうです。 ちなみに、従来の離乳食では初期はNGとして後回しにされていた栄養素を、早めから摂取していく形で、食べさせるものの順番については、離乳食よりも自由度が高いと言えます。 アレルギーの可能性がある食べ物は後回しにされていましたが、アレルギー観点からも、遅らせない方がよいという研究結果が増えてきているという背景もあります。そのため、不足しやすい栄養素が含まれる卵や赤みの肉魚も、食べること自体に慣れてくる補完食開始3週目くらいから取り入れてOKとなっています。 そして、私が調べた限り、一番最初に食べさせるものでざっくり4種類の離乳食・補完食の流派ありそうだったので、下記に並べてみます。 (どれも考え方はダブっている部分は多いです) 今売られているほとんどの離乳食本が、10倍がゆからスタートするように書かれていると思います。 レパートリーを知りたいときに
※ やったことチラ見せ(ひとまず、鉄分とビタミンDは普通にやってると基本不足する) 他、離乳食、補完食周りで参考になった情報について、次のブログにまとめます。 離乳食と補完食
補完食も、結果的には、ご飯で満たされることにより母乳やミルクは減ることがほとんどだと思いますが、減らす意識を持たなくてよいというところが違いだと思っています。1.離乳食:10倍がゆ(今までの割と王道)
公的機関も補完食の考え方は取り入れてきてそうですが、実はたしか昭和から?「10倍がゆ」からスタートという言葉は公的機関からも消えているのだとか。2.補完食:5倍がゆ
3.タンパク質リッチ:鶏ガラスープから
4.BLW(赤ちゃん主導の離乳食):なんでもOK
食べられないうちは母乳で栄養がとれているから、しゃぶっていればよいとの主張。私が実際に行ったのは
補完食の本と、食品データベースを元に、保育園に入るまでの2ヶ月間は栄養計算をしていたので、これについてもそのうち学びをまとめたい…!